「保険」あれこれ
見知らぬ土地での万が一の病気や思いがけない事故・・・ないにこしたことはないのですが、食生活も交通事情も経済状況も違う異国では何がおこるかわかりません。
では、海外に行くときには海外旅行保険に入っていくべきでしょうか?クレジットカードに付帯の保険ではダメなの?日本で入っている国民健康保険やついでに年金はどうなるの?など、ちょっと気になる「保険」のさまざまを簡単にお話しします。
海外留学保険
短期留学の場合、クレジットカードに付帯されてる海外傷害保険がありますが、カード会社により一時お建て替え→帰国後に請求というのもございます。 長期留学の場合は、海外傷害保険に加入することを強くおススメします!海外傷害保険では医療費がキャッシュレス(無料)で受けられます。 手続きも日本語でできますし、いざとなった場合に海外からでも日本語で電話ができるフリーダイアルサポートがあるのも安心です。海外では救急車を呼ぶのにもお金がかかるのです。 病気はもちろん、怪我や携行品の盗難や破損などもカバーされるものもあるので、保険は留学の大きなウエイトを占めますがそれだけ、安心して滞在ができます。 医療費は、かなり高額になることがあるのでキャッシュレスサービスがないということだけでリスクです。 日本で支払っている健康保険料が年間17万円程度ということを考えると、旅行傷害保険はそれほど高い買い物ではありません。が、もちろん、お元気でお戻りになれば掛け捨てです。この掛け捨てを納得いかせるならば、19万円を12ヵ月で割ってみてください。そして、それを更に30日で割ると、1日わずかコーヒー1杯分の費用で、ご自身の補償が付けられたと思うとご納得の数値になるはずです。因みに海外傷害保険の12ヵ月も補償内容によりますが17万程度です。
国民健康保険
海外転出届
以下の公的手続きをしておくと、不在中も安心です。
住民票 海外転出届けを出します。滞在先が決まっていなくても大丈夫です。
日本出発の14日前から手続き可能です。
この場合、転出後の国民年金・国民健康保険の保険料を納める義務はなくなります。保険はご出発日まで有効です。
渡航国が2カ国以上ある場合は、日本を出てから最初に行く国名を記載します。
国民年金 留学中も免除にはなりません。
渡航中も納税することは任意で可能です。
その場合は各役所にてお手続き可能です。
国民健康保険 住民票の転出届を提出後、保険料は免除となります。
住民税 給与所得者か否か、給与所得者の場合は退職する月によっても納入方法は異なります。
渡航前に各市区町村役場でご相談ください。
※尚、扶養家族につきましては、手続きをするとかえって扶養の特権がなくなってしまう可能性もございますので、必ず扶養者の方々へ確認をされますようにご注意ください。