英語と日本語で日付けの書き方が違うのは何となく皆さんご存知だと思います。
日本には西暦と和暦がありますが、もちろん欧米に和暦はありません。2015年は2015年です。
年の表記はもちろんのこと、「日→月」なのか「月→日」なのか、日付を書く順番で悩んだことはありませんか?
国によって違う、書く順番
私がオーストラリアの語学学校で一番最初に習ったのが「イギリス式式の日付の書き方」
語学学校には世界各国から生徒が来ているので、それぞれの国の書き方をしてしまうとバラバラになって混乱してしまいますよね。
ちなみに、韓国や中国は日本と同じように「西暦→月→日」と書くようです。年は先なのか、後なのか…!
日本では「○○○○年○月○日」と、年が一番最初に来ますが、イギリス式表記では年が一番最後に来ます。
日付の書き方に要注意!
アメリカ式と英国・欧州式の一番紛らわしいところは、日付の記載の仕方だよ。
記載の仕方には、正式形と簡略形があり特に簡略形の場合がややこしいと言える。日付の正式形は、ビジネスレターでよく用いられる。
正式形:November 24, 2015/24th November, 2015
簡略形:11/24/2015/24/11/2015
アメリカ式 May 6, 2015 / (2015年5月6日)
イギリス式(欧州含む) 5th June, 2015/(2015年6月5日)
20日と30日は発音にも気をつけよう!
1日・2日・3日・4日・5日・・・は英語で、first・second・third・fourth・fifth・・・となっていきますが、20日と30日は “twentyth” “thirtyth” ではなく、”twentieth” “thirtieth” となります。
発音は「トゥエンティース」ではなくて「トゥエニエス」「サーティエス」みたいな感じです。
“What’s the date?” と聞かれたら、毎月20日と30日は注意しましょう!慣れが1番なんですけどね~。
頭語・結語の違い
英文電子メールの頭語・結語でも、アメリカ式とイギリス式は違う形式を持っている。両方の形式が分かれば、送信者の国籍や、企業国籍を知ることもでる。
頭語の形式
アメリカ式 Dear Ms. Green: (Ms.の後にピリオド。頭語の末尾に:(コロン))
イギリス式 Dear Ms Green, (Msの後にピリオドなし。頭語の末尾に,(カンマ))
※但し、プライベートな場合はアメリカ式でも末尾を(,)カンマにする場合や、カンマ自体を省略する場合がある。
また、相手の名前が分からない場合や、フォーマルな場合には、頭語の末尾にイギリス式でも(:)コロンを入れるケースもあります。時に(;)セミコロンを使う場合もある。
結語の形式
アメリカ式 Sincerely yours, (副詞が前に来る)
イギリス式 Yours sincerely, (副詞は後に来る)
※結語の場合は、英米どちらも、末尾は、(,)カンマで終わります。
アメリカ式と、イギリス・欧州式とでは、細かい点が様々に異なり日本人が使う場合には、英米いずれかに予め決めておくとよい。混合した場合は、間違いと受け取られかねませんので、英米いずれかに統一しておくのが望ましいと言える。また、送信先の企業によっては、英米いずれかの形式を選択して送信することも時には必要ですぞ!
さて、アメリカのJ1でいかれる研修生の方は、これらを参考にしてもらえれば幸いです!
本日はここまで!J1ご希望も方⇒GO