学生ビザ

観光ビザの期間を超えて学校に通学する場合や、アメリカのように短期留学でも規定時間数以上のコースを受講する留学の場合に申請しなければならないビザを学生ビザ(Student Visa)と呼びます。
学生ビザの申請方法は、各国の大使館によって規定されており、オーストラリアのようにインターネット上でできる国もあれば、カナダ、ニュージーランドのように郵送で申請する国や、アメリカ、イギリスのように直接申請、面接が必要な場合など様々です。スペインのように申請だけで3ヶ月以上の期間を要す国もありますので、留学に際しては必ず学生ビザの情報を把握しておきましょう。

 

学生ビザのルール

アメリカ
学生ビザの規定
90日を越える留学
又は
90日以内でも
週18時間を超える留学
ビザ申請に必要書類を整え、東京、大阪、札幌、福岡、沖縄の各大使館・領事館にて面接にて申請する。
必要書類と
申請方法
アメリカの学生ビザ申請は、日本5都市にあるアメリカ大使館・領事館にて面接にて申請を行う必要があります。 学校の入学許可書やその他の申請必要書類が整ったら、面接の予約をオンラインにて行い、面接に行きます。手順が少し複雑で、書類の作成の難易度も少し高いので 安心して手続きを行いたい方は業者の代行サービスを利用するのも一つの方法です。

[必要書類]
1.パスポート
現在有効なパスポートおよび過去10年間に発行された古いパスポート。パスポートはIDページ(顔写真付)が見えるよう開いてクリアファイルに入れてください。
2.オンライン入力式ビザ申請書DS-160確認ページ
DS-160は、完成後オンライン送信します。送信後、申請者の氏名、国籍、パスポート番号などの身分事項の情報やバーコードが記載された確認ページが表示されますので印刷して面接時に必ずご持参ください。
3.カラー写真
5cm x 5cm。背景は白で、最近6ヶ月以内に撮影されたカラー写真1枚(白黒不可)。
4.申請料金の支払い
ビザ申請料金を日本円で支払い、オリジナルのATM領収書(利用明細)を提出してください。
5.学校発行のI-20
6 I-901SEVIS費確認書(オンラインにて支払い可)
7.財政証明
銀行の残高証明や給与明細書等、一切の費用をまかなう証明となるもの。
8.英文成績証明書
ビザ申請日から遡って過去5年間に米国留学の経験がある方は、留学していた期間の成績証明書を米国の学校から入手してください。米国留学の経験がない場合は、最近3年分の成績証明書を日本あるいは米国以外の学校から入手し提出してください。
9.返信用封筒として宛先を記入したレターパック500
10.裁判記録または警察証明
これまでに逮捕歴や犯罪歴のある方は判決謄本/罰条およびその内容、または拘禁記録のコピー(恩赦や大赦等の措置がとられた場合も含む)とその英訳を提出してください。
11.面接予約確認書

12.クリアファイル
上記の全ての書類を順番通りにクリアファイルに入れてください。順番について、こちらをご覧ください。I-20、 DS-2019、I-797や日本国籍以外の申請者の外国人登録証(コピー)も必要に応じてこのファイルに入れてください。

なお、日本国籍以外の方は下記書類も必要です 13.有効な日本の再入国許可証
14.外国人登録証のコピー: (該当者のみ)
15.家族のパスポート
同行するか否かにかかわらず、また家族がビザ申請をしない場合も提出してください(日本で同居している家族のパスポートのみ)。
16.婚姻の証明(該当者のみ)
戸籍抄本、婚姻・離婚証明等

アメリカ学生ビザ申請方法(アメリカ大使館ページ)

 
カナダ
学生ビザの規定
180日を越える留学の場合
ビザ申請に必要書類を整え、東京のカナダ大使館に郵送にて申請。郵送申請の後、面接に呼ばれる可能性もある。
必要書類と
申請方法
カナダの学生ビザは、必要書類を整えて東京のカナダ大使館に郵送にて申請を行います。問題がなければ2週間~4週間程度でビザが発給されます。

カナダ学生ビザ申請方法(カナダ大使館ページ)

 
オーストラリア
学生ビザの規定
90日を越える留学の場合
ビザ申請に必要書類を整え、オーストラリア大使館のホームページよりオンラインにて申請。
必要書類と
申請方法
オーストラリアの学生ビザは、留学先の学校の入学許可書をご準備の上、インターネットにて申請を行います。

オーストラリア学生ビザ申請方法(オーストラリア大使館ページ)

 
ニュージーランド
学生ビザの規定
90日を越える留学の場合
ビザ申請に必要書類を整え、ニュージーランド大使館に郵送にて申請。
必要書類と
申請方法
必要書類を整え、ニュージーランド大使館に郵送にて申請します。

ニュージーランド学生ビザ申請方法(ニュージーランド大使館ページ)

 
イギリス
学生ビザの規定
6ヶ月を越える留学の場合
ビザ申請に必要書類を整え、大阪又は東京のイギリスビザセンターにて直接申請。
必要書類と
申請方法
 
アイルランド
学生ビザの規定
6ヶ月を越える留学の場合
日本での申請は不要。必要書類を準備して渡航する。
必要書類と
申請方法
アイルランドへの留学は、短期留学、長期留学など期間に関わらず日本で学生ビザの申請をする 必要はありません。アイルランド入国時に、語学学校の入学許可書、学費支払い証明書、滞在費の証明として英文残高証明書(1ヶ月10万円~15万円程度)、 帰国の航空券などを提示することにより入国審査官が許可をしてくれます。
 
フランス
学生ビザの規定
3ヶ月を越える留学の場合
ビザ申請に必要書類を整えて、東京のフランス大使館に自身で直接申請をするか、一部の大手旅行代理店に代理申請を依頼する。
必要書類と
申請方法
 
イタリア
学生ビザの規定
3ヶ月を越える留学の場合
ビザ申請に必要書類を整えて、東京又は大阪のイタリア大使館・領事館に自身で直接申請をする。
必要書類と
申請方法
 
ドイツ
学生ビザの規定
3ヶ月を越える留学の場合
日本での申請は不要。ドイツ到着後、現地にて申請。
必要書類と
申請方法
日本人がドイツに留学する際は、期間に関わらずビザを日本で申請する必要はありません。 3ヶ月以内の滞在の場合は現地でも何もする必要はなく、3ヶ月を超えて留学をする場合、ドイツ国内にて就学許可を申請します。許可は 最長で6ヶ月間発行され、その後1回の延長が可能となります。つまり最長で1年間まで語学留学をすることができます。 語学留学の後、大学に進学する予定で、1年を越えて滞在する場合、必ず最初の申請の際にその予定があることを伝えるようにしましょう。
 
スペイン
学生ビザの規定
3ヶ月を越える留学の場合
ビザ申請に必要書類を揃えて東京のスペイン大使館に自身で申請をする。但し、6ヶ月以内の短期留学の場合、代理人による申請も可能。
必要書類と
申請方法
1.申請書(オリジナルとコピー各1部)
スペイン語・英語のいずれかで記入すること。
2.カラー写真(4.5cm×3.5cm) 2枚
3.パスポート
スペイン入国日より1年以上有効のもの。オリジナルとコピー(写真のページ)1部。
4.入学許可証
公立または私立の認可校において、181日以上の登録を済ませているか入学が許可されていることを証明するもの。オリジナルとコピー各1部。
5.無犯罪証明書
住民票のある都道府県警察本部にて取得。日本以外で過去5年間居住した国々があれば、その国発行のものも必要。(いずれも発行日より3ヵ月以内のもの)(18歳未満の場合は不要)
6.滞在資金の証明書
※下記のうちいずれか1つを選択して、オリジナルとコピーを各1部。
(1)残高証明書
月額1710ユーロ相当額以上の滞在費と往復の旅費をまかなえる資金を証明できる金融機関発行の残高証明書。証明書には必ず金融機関の押印がされていること。発行日から1ヵ月以内のもの(和文でも可)。 25歳未満で、親と同居している学生の場合は、親名義の残高証明書でも可。その場合戸籍謄本と住民票の提出が必要。(オリジナル)。会社から勉強のため派遣される場合、渡航目的、期間、学校名と住所、往復の費用や生活費等を会社が保証することを明記した英文の保証書でも可。(オリジナル)
(2)スペインあるいは外国の公的・私的機関からスペインで勉強するために十分な給費を受けていることを証明する書類。(オリジナルとコピー各1部)
7.宿泊証明
滞在先住所が記載された、滞在中の宿泊が用意されていることを証明するもの。オリジナルとコピー各1部。
8.保険
滞在中の傷害・疾病に備えた医療費とそれに伴う日本への一時帰国費用をカバーする保険の証書。オリジナルとコピー各1部。スペイン語または英文の証明書が必要。希望滞在期間をカバーしていること。
9.健康診断書
大使館作成のひな形に基づいて、医師がローマ字で記入し、署名し、医師印および病院印が押印されたもの。オリジナルとコピー各1部。 発行日より1ヵ月以内のもの。
10.返信用定型封筒
住所、氏名を記入し80円切手を貼ったもの。
 

ビザ申請に関する情報は
最新の情報は必ず各自で各国大使館にご確認を頂くか、ビザ申請代行会社へご相談下さいますようお願い致します。